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PV撮影のスタイルについて
こんなコピペがあります。
良い子の諸君! よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!
俺はこの言葉が大好きです。でもPV撮影をするときには反発するよう努めてます。
俺の撮影スタイルは王道から外れてる気がします。
外れてると理解してるだけマシだと思いたいですけど。
そして少なくとも「見た事ない」構成を思いついて「これいいんじゃね?」とか
思うことが結構あります。そんなときに
「既出かも」
「先人が思いついたけどあえてやらなかったことかも」
という二種類の気がかりが出てくるわけです。
前者については「個性は投げ捨てるもの」だと割り切れば問題ないんですが
後者が問題で、ドヤ顔で出した構成が「やらかしちゃった」
とか思われたら恥ずかしいしってのがあってビクビクもんです。
そこで「あえてやらなかったこと」だろうと「誰もやらなかった事」には違いないから
出しちゃえと開き直るわけです。
成果を求められるプロの世界ではないからこそ出来ることだと思いますけどね。
補足しますが、「見た事ない」のは「技術」ではなく「構成」です。
たとえば「カットイン」という技術が既出なのは火を見るより明らかですが
「俺がカットインを入れた場所に俺より先にカットインを入れた人がいるかどうか」
ということをこの記事では問題にしています。フェード等についても同様です。
もちろん俺は他の人のPVをパクリスペクトすることに抵抗がないので
猿真似することもありますし、そういう場合は不安にはならないです。
まとめると、使用している技術が既出であっても
使いどころを工夫することで新鮮味のあるPVが作れるんじゃないかってことです。
別に新鮮だからいいとも思いませんけどね。見たいもの撮るだけなんで。
2010/09/22 (Wed.) Trackback() Comment(0) PV関連
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